追熟について

梅ちゃんは摘んだ後も、熟していきます。

 

梅を漬ける、梅干しを作るといっても、

実はやり方は千差万別。

それはもういろんなやり方があるんですけど、

梅干研究所では、摘んだ後、買ってきた後、しばらく置いて、

黄色くなるまでしっかり熟してから、

漬けることをおすすめしています。

 

熟してから漬けると、皮は柔らか、果肉はふんわり、香りも高い、

とっても素晴らしい梅干しができ上がるからです。

 

だから、買ってきたら、ビニール袋からは出して、

段ボール、紙袋、ざるなどに広げ、室内常温にしばらく置きます。

まだ洗わないでね。

これを「追熟」と呼びます。

 

追熟に必要な日数はその時の梅の状態によるので、何日置くのがベスト!とは

はっきり言えません。

でも、緑がかった感じが黄色くなって、香りも強くなってきた頃合いが漬け時です。

 

こんな緑色だったものが…

 

 

輝くような黄色になります。

黄色くなると、香りもすごく強くなります。

甘い桃のような香りが家中に広がって、それはそれは至福の時です。

これがまさに漬けるベストなタイミングです。

 

ただし…

注意点その1)

梅酒・梅シロップ用と表示されている梅(5月下旬頃から出回る)はかなり青いうちに収穫しているので、置いておいても黄色くなりません。

6月上旬頃から出回る梅干し用と表示されたものをお求めください。

出回り時期は地域によっても、年によっても異なりますので、目安としておいてくださいませ。

 

注意点その2)

梅の種類によっては、摘んですぐ、買ってすぐ漬けることが推奨されている場合もあります。

その場合は、表示に従ってくださいませ。

 

注意点その3)

一度冷蔵保存したものを、室温で追熟させると、急激に熟すので、傷んでしまうことがよくあります。

冷蔵庫に入れておいたものを追熟する場合は、こまめに様子を見て、早めに漬けることをおすすめします。

また、宅配便等で送ってもらい、それを追熟させる場合は、クール便ではなく、常温便がおすすめです。

 

梅しごとの楽しみのひとつが追熟期間です。

待ってるのが楽しいって、すごくいいと思う。