梅が大好きなので、年がら年中、梅のことを考えている私ですが、
梅の収穫時期、仕込み時期である6月を迎えるのは、毎年格別な気分です。
自分たちで収穫しているので、
ぷくぷくになった梅の実を見る喜び、
今年はどんな梅干しができ上がるのだろうか、というワクワクドキドキした想い。
そして、今年もまた梅に出合える感謝の気持ちでいっぱいです。
「変わってるよね〜〜」と言われることの多い私ですが、
この時期は、様子のおかしさも格別だよ。笑
だってねえ、梅の実が収穫できるのは1年に1度だからね!
そわそわしちゃって♪♪
手作りの梅干しは、香りの豊かさと深い味わいが魅力だと思います。
自分で作ってみたら、全然違うよ!
梅干しが苦手だったけれど、手作りの梅干しを食べてみたら好きになった、
というのは本当によく聞くエピソードです。
手作りの梅干しはね、
酸っぱさばかりでなく、
フルーティな梅そのものの香り、ほのかな甘味、塩味と梅そのものの旨みが
口の中いっぱいに広がります。
できあがりすぐはフレッシュな香りで、
1年くらいたつと、今度は豊かな深みのある香りに変化していくのも楽しみです。
6月になったら、スーパーや八百屋さんに梅の実が並びますので、
梅干し用と書かれたものを、ぜひ1キロだけでも買ってみてください。
(*通常、お店の1袋が1キロです)
(*5月〜6月上旬に流通しているのは、かなり青い「梅酒用」がほとんどです。6月上旬〜中旬くらいになると、もう少し熟した「梅干し用」が販売されます)
買ってきて、まだ緑色だったら、ビニール袋から出して、紙袋や段ボールに広げて、お部屋の中で2〜3日。
梅の実は、だんだんと黄色くなってきて、それはそれは素晴らしい香りが家中に広がります。
ここで、
ざっと水で洗って、水気をふいて、
ジップ付きのビニール袋に入れて、塩を180g入れて、シャカシャカ軽くふって、
これで仕込み終了です。所要10分もかからないくらいです。
常温で置いて、1週間もしたら梅から水分が出てくるよ。
梅が、段々と梅干しっぽい見た目になってきて…
そのまま半年ほど置けば食べれるよ!
味見してみて、しょっぱ過ぎると思ったら、もう半年ほど待てば大丈夫。
簡単でしょ!?
もちろん、もっと手間をかけて作ることだってできるよ。
でも、簡単にしようと思えば、これでできるのです。
簡単な作り方はこちら
本格的な作り方はこちら
仕込みから、
できあがりまでは、ちょっと時間はかかるけれど、待っているだけ。
(つまりは放置しておけばOK)
忙しい現代の暮らしの中で、できあがりまでにかかる時間は
確かにびっくりするくらい長いかもしれないけれど、
おいしさを引き出すのは、このくらいのペースがちょうどいいみたい。
梅の季節はもうそこまで!
ぜひ一度お試しくださいませ。
梅干しの手作りはとっても楽しくって、おいしいよ!!