2021/12/24
アンケートの質問に回答します⑥〜梅酢はどのくらい保存できる?
今回は「梅酢はどのくらい持つの?保管はどうしたらいい?」というご質問に回答しまーす。
梅酢のお話です。
梅酢っていうのは、梅干しの中にある液体のことね。
収穫した生の梅を塩漬けすると出てくるもので、
酸っぱくって、梅の旨味がたっぷり溶け込んでいる梅のエキスです。
で、基本とても長持ちするものではあるんだけれど、
塩分濃度などなど、どうやってできた梅酢なのか、によっても変わってきます。
梅と塩、シソだけでシンプルに作った梅酢であれば、
(あ、作る工程で焼酎とかホワイトリカーとか使っているのは全然OK、気にしなくて大丈夫です)
常温で数年間大丈夫です。
とはいえ、作った時の塩分濃度が低ければ低いほど持ちは悪くなりますので、
12〜13%以下であれば、冷蔵庫での保管が安心です。
それ以上の塩分濃度であれば、常温でも大丈夫です。数年持ちます。
ただ、年々色が濃くなってきて、2〜3年以上経つとゼリー状に固まってしまう場合もあります。
10年くらい経つと、だいたい固まるかな〜。
梅のペクチンの関係で、
容器の形にがっちり固まってたりすることもあるし、
使うのはちょっと…という感じになります(笑)
なので、1〜2年以内くらいに使い切るのがおすすめです。
冷蔵庫に保管する場合も、1〜2年くらいを目処にどうぞ。
塩以外のもの、はちみつや砂糖などを使った梅干しの場合だと、
あまり持ちませんので、冷蔵庫保管の上、半年〜1年程度で使い切る、くらいがいいと思います。
市販されている梅酢の場合は、表示に従ってくださいな。
市販されている梅干しの梅酢も同様です。
梅酢は、調味料感覚でアレコレ使える便利なものです。
夏は水や炭酸水に少し入れて飲むのもいいし、
ここに梅シロップも入れて、スポーツドリンク感覚にするのもいいよ。
おむすびを握る時に手につけて握るのもおすすめ!
お料理にも活躍するよーーー。
梅酢の活用についての記事はこちら。
梅酢は本当にとっても便利なので、今後も記事や動画をあげていこうと思ってます。
そうそう、梅酢を保存する容器についてもちょっと買いておこうかな。
ガラス瓶が一番のおすすめです。
ペットボトルでもOK。
金属は不可。金属が変色したり、梅の酸で穴が開いてしまうこともあるので。
でも、例えばガラス瓶でフタに金属が使われている、みたいな場合は、
常に梅酢に浸かっているような状態じゃなければOKです。
梅酢は小さいボトルなどに入れて、すぐに使える状態にしておくと便利だよ〜!
ではではまた!