2014/02/26
二月三月花盛り 鶯鳴いた春の日の 楽しいことも夢の内 五月六月実がなれば 枝から振るい落とされて 何升何合量り売り もとより酸っぱいこの体 塩につかってからくなり 紫蘇につかって赤くなり 七月八月暑い頃 三日三晩土用干し 思えば辛いことばかり これも世のため人のため しわは寄っても若い気で 小さな君らの仲間入り 運動会へもついて行く まして戦のその時は なくてはならぬこの私
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