2021/06/04

追熟の流れ

先日、副所長たかこが梅干研究所梅園の梅を送ってくれました。嬉しいな。

 

今年は例年よりも収穫時期がだいぶ早く、

5月中に梅干し用の梅が収穫できたのです。

 

さてさて、梅干しにする時には、追熟(ついじゅく)が必要です。

追熟についてはこちら

 

せっかくなので、どんな風に熟していくのかを写真に撮ってみました。

が、その前にちょっと覚えておきたい点など書いてみます。

 

★追熟速度は梅によって違う!

梅干研究所梅園の梅は超のびのび育っている自然栽培なので、だいぶ自由で気まま。

実ごとに好き勝手なスピードで熟していきます。全然足並みが揃いませぬ。

そこが可愛いんだけど。笑

なので、梅干し作りに頃合いの梅を用意するとなると、しおれちゃったり、熟しすぎたりするものがかなりの割合で出てきます。

 

でもね、

スーパー等、通常に販売されている梅はもっと足並み揃って、全体的に同じように熟していく場合が多いです。1袋に1粒くらい、いまいち熟さないなーってものや、熟しすぎちゃったかな、みたいなものが出ることはありますが、ほぼ同じように進むことがほとんどです。

 

あとは、気温や湿度の違いでも熟すスピードは変わってきます。

 

そもそも、

どんな梅の状態で収穫するのか、時期、出荷、販売のタイミングも農家さんやお店によってそれぞれ違うと思いますし、購入のタイミングもありますので、

下記写真はあくまで一例ということでご覧くださいませ。

 

ではでは追熟写真を公開!

 

収穫後3日目

まだ全体的に緑っぽい印象。

香りもするけど、そんなに強くはない感じ。

収穫後4日目

だんだん香りが強くなって、

黄色っぽい実が増えてきた印象。

収穫後5日目

かなり黄色い実が増えてきた。

香りもさらに強くなっている。

梅干し作りもできなくはないけど

もう少し待ったら、

もっとおいしくなるから、あと一息。

収穫後6日目

黄色い実の割合がぐっと増えた感じがする。

素晴らしい香りでうっとりする〜!

だいだい色っぽい感じになっているものも出てきた印象♡

梅干研究所梅園の梅は、なんとなくだいだい色になった時が

一番いい漬け時なのであります。

今日は作業できないし、漬けるのは明日くらいかな。

収穫後7日目

写真で見るよりも実際はもう少しオレンジっぽい印象です。

頃合いな感じなのと、本日は作業ができるので、梅干し漬けまーす!

私は量が多いから(このコンテナ分だけではないのでね…)

ある程度まとまった時間が必要なんだけれど、

 

1〜2キロくらいだったら、

30分〜1時間くらいで梅干しの仕込みができるから!

(洗うところから、片付け全部入れてもたぶんイケる♪)

気楽にね。

 

元気な実を梅干しに、しおれつつあるものはひとまず冷凍して、

(梅の冷凍についてはこちら

あとでジャムとかにしようかな、と思ってます。

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