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煮梅の作り方

 

つやつやの煮梅。爽やかな香りと上品な甘さが自慢です。

皮が破れないように丁寧に煮るのがポイントなんだけれど、

もし破れてもジャムになるだけだから大丈夫だよ(笑)

気楽にお試しを!

【おすすめの梅】

青梅(梅酒・梅シロップ用として販売されているもの)で作りましょう。熟した梅で作るとすぐに煮崩れてしまいます。

 

【材料】

青梅 500g

砂糖 500g

 

*砂糖はお好みのもので。

梅そのものの味が際立つのは白砂糖かな。

 

【作り方】

  • 1)梅を洗い、水に浸けて1〜2時間程度置きます(アク抜きのため)。
  • 2)梅の水気を拭き取ります。
  • 3)つまようじで梅全体に穴を開けます。皮が破裂するのを防ぐためです。
  • 4)5分間茹でます。グラグラ煮立てないよう、静かに茹でましょう。青臭さを取るためです。
  • 5)湯を捨て、梅がかぶる程度の水を入れてから、砂糖を半量加えて弱火で煮ます。グラグラ煮立たせないように注意。アクが出てきたら丁寧にすくいます。
  • 6)残りの砂糖を加えてさらに煮ます。
  • 7)梅と煮汁を一緒に容器に入れ、粗熱が取れたら冷蔵庫へ。

8よく冷えたら、お召し上がりください。冷蔵庫で保管し、1ヶ月程度で食べ切りましょう。

 

 

実が育ってます&収穫体験もお楽しみに!

副所長たかこより梅園の報告が届いたよ~。

4/10(土)、天気は快晴、気温はここ数日よりやや低めの16だったけど、

梅林ではちょうど良い感じでした。

 

木や土の香りに癒されながらせっせと草刈り作業です。

無心で草を刈るのが楽しい!

小さいカエルとてんとう虫もお出迎えしてくれました。

てんとう虫が特にたくさんいたよ。

 

たかこの草刈り姿♪

 まんなかあたりにいらっしゃいます。

てんとう虫さん。

そして、気になる実の育ち具合ですが、だいぶ大きくなってました!

実の数は去年よりは多そうです。

写真は実が多そうなところを撮ってます(笑)

 

以前行った「耳かき受粉」の効果は少しはあったかな。

「耳かき受粉」の記事

 

それにしても、梅のなり具合というのは、何に関係するのか、

本当に不思議です。どんな作物もそうなのだろうけれど。

 

温暖化など気候変動の影響か、受粉時の虫の数が関係してくるのか、

あるいは梅の木の調子なのか、土の関係もあるのか、

いろんなことが複合的に関係しているのだろうなとも思われ、

梅の木のお世話をしながら色々感じる日々です。

 

さてさて、今年は収穫体験も行います!

5月下旬の週末あたりで日程を調整しているところです。

実のなり具合も観察しながら、日程決めようと思っております。

また決まり次第お知らせしますね。

ぜひぜひいらしてください。自慢の手作り看板も見て欲しい(笑)

 

梅シロップの作り方

 

 

暑い季節にぴったり、とっても爽やかな飲み物が梅シロップです。

簡単に作ることができて、梅のおいしさが再確認できちゃうよ。

 

水やソーダで割って飲むのが定番だけど、

かき氷シロップにしたり、

お菓子作り、お料理の甘味付けにも使える便利なアイテムでもあります。

 

仕込んで1〜2週間で飲むことができるのも嬉しいよね。

 

とりあえず動画。

 

【おすすめの梅】

梅酒・梅シロップ用として販売されている青梅はもちろん、

梅干し用の梅でも作ることができます。

梅干し用の梅を購入してから2〜3日置いて、黄色く熟させたもので作る梅シロップは、

甘い香りでとってもおいしいよ!

 

青梅で作ると爽やかな感じ、

熟した梅だと濃厚な感じ、どっちもとってもおいしいです。

 

【材料】作りやすい量

梅 500g

砂糖 500g

 

*梅と砂糖は同量です。梅の重量に合わせて砂糖を用意してください。

*砂糖はお好みのもので。白砂糖、氷砂糖、きび砂糖、黒砂糖などなど、なんでもOKです。

それぞれの砂糖の風味が生きた味わいになるのでお好みでどうぞ。

ブレンドしたものもおいしいです。梅干研究所所長のおすすめはきび砂糖と黒砂糖のブレンドです!

 

【作り方】

1)梅は水洗いして、水気を拭き取ります。

青梅の場合は1時間ほど浸水してアクを抜いてから、水気を拭き取ります。

2)ジップロックもしくはガラス瓶に梅と砂糖を入れます。常温に置きます。

3)翌日から1日1回、箸などでかき混ぜます。下にたまっている砂糖をほぐすような感じで混ぜるとよいです。

4)梅から少しずつ水分が出て、砂糖が溶けていきます。1〜2週間で砂糖がすべて溶けたらできあがり! 

 

*保管はできれば冷蔵庫で。

*長期保存する場合は、煮沸しておくと安心です。

*一緒に漬けた梅も食べることができますが、キュッと縮んだ感じになることが多いので少々食べづらいかも。刻んでジャムなどにしてもOKです。

梅ジャムの作り方(青梅で作る)

青梅で作る梅ジャムの作り方です。

 

熟した梅で作る場合も同じように作っても大丈夫なんだけれど、

こんな風に作ってもいいよ、というレシピです。

熟した梅だとこっちのほうがおいしいかな。

梅ジャムの作り方(熟した梅で作る)

まあ、どの作り方でも大体おいしくできるのだけれど(笑)

 

ジャムのいいところは、どんな状態の梅でも作れること!

熟しすぎて梅干し作りには向かない感じでも、ジャムなら大丈夫。

あまりにも痛んでる場合はそこだけ切ってしまえばOKですよ。

 

青梅の場合は、熟した梅よりも酸味が強いので、砂糖は多めがよいです。

甘さ控えめで作りたい場合は、砂糖を少しずつ入れて、味見しながら仕上げてくださいませ。

 

動画はこちら。

 

【材料】作りやすい量

梅 500g

砂糖 350g

 

*梅の量はこれより多くても少なくてもOK。梅の重量の70%で砂糖を用意してください。

*砂糖はお好みのもので。白砂糖でもきび砂糖でも黒砂糖でも、どんな

 

【作り方】

1)梅を水洗いし、タオルやふきん等で水気を拭き取ります。

2)鍋に梅と梅がかぶる程度の水を入れて、火にかけます。

3)沸騰したら、アク抜きのために湯を捨て、再度水を入れて煮始めます。

4)しばらくすると梅が煮崩れてくるので、種を取り除きます。

おたまと菜箸などを使うといいでしょう。

5)砂糖を加えてとろみが出てくるまで煮込みます。

煮込み時間10分程度なら、フレッシュ感のある味わいですし、

30〜40分じっくり煮込めんだ味もおいしいです。お好みで。

6)煮沸しておいた瓶に入れてフタをします。粗熱が取れたら冷蔵庫へ。

7)保存は冷蔵庫で2ヶ月程度で食べ切るといいでしょう。

食べ切れない場合は冷凍保存も可能ですが、やや風味が落ちます。

 

ジャムを長期保存する場合は、瓶詰めの際に脱気などの処理を行ってください。

 

用意するもの(梅以外)

そもそも梅しごとって何を準備したらいいの?という疑問にお答えしてみます。

 

梅は時期になったら買うとして、それ以外のものについての説明です。

 

【塩】

梅干しを作るなら、塩は必須です。おうちにある塩でももちろんOK!

もし、新たに購入するのであれば、粗塩タイプ。しっとり系。ほんのり甘味や旨味を感じるような塩がおすすめです。

海水から作られた塩を選んでください。岩塩でも作ることはできますが、旨味のある梅干しにはならないので、あまりおすすめはできません。

(梅そのものの味を楽しむ梅干しにはなるので、作ってみるのは楽しいよ!)

サラサラしたタイプのものは梅になじみづらいので、梅干し作りにはおすすめできません。

梅干研究所がおすすめしているのは「海の精」という塩で、これはとってもとってもおいしく仕上がります。

 

使用量は梅1キロに対して180グラム程度です。これを目安にご用意ください。

初めて作るなら、梅1〜2キロぐらいでやってみるといいかも。

 

塩は余っても、また翌年使えるし! 

もちろん普段のお料理とかにも使えるよ。

 

梅干研究所のおすすめは「海の精」と「シママース」です。

 

【砂糖】

梅シロップを仕込むのであれば、梅と同量の砂糖が必要です。おうちにある砂糖でもちろんOKですが、使用量が結構多いです。

梅1キロに対して砂糖1キロ。

梅シロップは梅1キロ、もしくは500グラムくらいで仕込むのが作りやすいです。

 

砂糖は白砂糖、きび砂糖、てんさい糖、黒砂糖などなど、なんでもお好みでOKです。

それぞれの砂糖の味わいや個性と梅が相まって、どんな砂糖でもおいしくできあがりますよ。

ブレンドするのもおすすめです。適当にいろんな砂糖を混ぜるだけで、とってもおいしいシロップができあがります。

 

きび砂糖、黒砂糖のブレンドが所長トキコのお気に入りです。

 

【ジップロック】

梅干し作りにも梅シロップ作りにも使える便利アイテム! Lサイズがおすすめです。

梅1キロでLサイズがちょうどいいです。

2キロ以上作る場合でも、1キロ袋を複数用意する、という形で対処できます。

 

仕込み後は、もれないように2枚重ねにする、もしくはバットやトレーなどに置く形になります。

 

ガラス瓶でもOK。その場合は洗って、乾かしてから使います。

 

こちらも参考にしてくださいな。

容器とサイズについて

 

【竹串orつまようじ】

梅のヘタを取るのに使用します。面倒だったら、ヘタは取らなくてもいいんだけど、取る作業は結構楽しいのと、取ったほうがやっぱり舌触りよく仕上がるので、ヘタ取りはしてみるといいです。

 

【その他のアイテム】

ボウルやザル→梅を洗う時に使用。おうちにあるものでOK。

タオルやキッチンペーパー→洗った梅を拭く。

焼酎→なくてもいいけれど、梅干し作りの際にちょっと入れるとカビ防止になります。アルコール度数35%以上の果実酒用のホワイトリカーでOK。