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オンラインで梅干し作り講座!

今年はオンラインにて梅干し作り講座を開催します。

講座当日に漬け込みにちょうどいい熟し具合になるように、

梅干研究所おすすめの梅ちゃんをお届けします。

和歌山県みなべ町の南高梅だよ!

当日まで、おうちで少しずつ熟して、いい香りを楽しめるのがオンライン講座のいいところ。

どんどん可愛くなっていく梅ちゃんと過ごす至福の時を楽しめちゃうのです(笑)

 

梅干しがとってもおいしくなる素敵な塩「海の精」、こだわりの焼酎、

ジップロックなどの材料&必要アイテムも送ります。

 

講座は、自分好みの梅干しがちゃんとおいしく作れるようになる、とっても濃い内容です。

皆で一緒に漬けてもいいし、講座後にゆっくり漬けていただいても大丈夫です。

少人数制なので、質問も存分にできるよ!

 

例年の梅干し講座では、1キロの梅をご用意していたのですが、

いざ作ってみると、1キロって結構少ないんですよね。

ご自宅で梅ちゃんを受け取っていただける今年は、2キロご用意!

講座では1キロ分を仕込みますが、残りは塩分濃度違いの梅干しにしたり、

梅シロップなどを仕込むなどなど、楽しみも広がります。レシピもあるよ!

 

ぜひぜひ気楽にご参加くださいませ。

こちらはまだ受付中です!

 

6/26(金)14:00-15:00

6/27(土)14:00-15:00

 

【YouTube】超かんたん!梅干しの作り方

梅干しの作り方の動画を作りました。

超かんたん!だけれど、これが基本。

 

もっとおいしく、自分好みにするために、色々やれることはあるけれど、

基本のものでも十分においしいよ。

適当に作っても、ちゃんとおいしいのが梅干しのいいところ!

 

追熟について

梅ちゃんは摘んだ後も、熟していきます。

 

梅を漬ける、梅干しを作るといっても、

実はやり方は千差万別。

それはもういろんなやり方があるんですけど、

梅干研究所では、摘んだ後、買ってきた後、しばらく置いて、

黄色くなるまでしっかり熟してから、

漬けることをおすすめしています。

 

熟してから漬けると、皮は柔らか、果肉はふんわり、香りも高い、

とっても素晴らしい梅干しができ上がるからです。

 

だから、買ってきたら、ビニール袋からは出して、

段ボール、紙袋、ざるなどに広げ、室内常温にしばらく置きます。

まだ洗わないでね。

これを「追熟」と呼びます。

 

追熟に必要な日数はその時の梅の状態によるので、何日置くのがベスト!とは

はっきり言えません。

でも、緑がかった感じが黄色くなって、香りも強くなってきた頃合いが漬け時です。

 

こんな緑色だったものが…

 

 

輝くような黄色になります。

黄色くなると、香りもすごく強くなります。

甘い桃のような香りが家中に広がって、それはそれは至福の時です。

これがまさに漬けるベストなタイミングです。

 

ただし…

注意点その1)

梅酒・梅シロップ用と表示されている梅(5月下旬頃から出回る)はかなり青いうちに収穫しているので、置いておいても黄色くなりません。

6月上旬頃から出回る梅干し用と表示されたものをお求めください。

出回り時期は地域によっても、年によっても異なりますので、目安としておいてくださいませ。

 

注意点その2)

梅の種類によっては、摘んですぐ、買ってすぐ漬けることが推奨されている場合もあります。

その場合は、表示に従ってくださいませ。

 

注意点その3)

一度冷蔵保存したものを、室温で追熟させると、急激に熟すので、傷んでしまうことがよくあります。

冷蔵庫に入れておいたものを追熟する場合は、こまめに様子を見て、早めに漬けることをおすすめします。

また、宅配便等で送ってもらい、それを追熟させる場合は、クール便ではなく、常温便がおすすめです。

 

梅しごとの楽しみのひとつが追熟期間です。

待ってるのが楽しいって、すごくいいと思う。

容器の洗浄について

今回は、

梅干しや梅シロップなどを仕込む際の容器、どんな風に洗ったいいのかな、

ということについて書きます。

 

ジップロックの袋で漬ける場合は洗わなくて大丈夫だよ!

 

【ガラス瓶の場合】

1)食器用洗剤を使ってよく洗う。

2)しっかり乾かす。

3)熱湯などで消毒orホワイトリカー等で消毒する。

 

熱湯での消毒は…

・瓶によっては熱湯消毒ができない場合もあります。まずは表示をご確認ください。

大きめの鍋に、

容器と容器がかぶるくらいの量の水を入れ、

火にかけて沸騰するまで待ち、

約5分間煮立てたら、トングなどを使って取り出し、

清潔なふきんの上に逆さに置いて乾かす。

 

もしくは、

大きなボウルなどに道具を入れて、沸かしたての熱湯をかける。

大きい容器はこちらのほうがいいです。

 

です。ヤケドにはくれぐれもご注意!!

 

ホワイトリカー等での消毒は…

ホワイトリカーや食品用のアルコールなどを少量入れて、全体に行き渡らせる、

もしくはスプレーボトルに入れてふきかけて、

拭き取って、よく乾かす。

 

熱湯での消毒orホワイトリカー等での消毒、どちらかでOKです。

やりやすい方法で!

 

容器とサイズについて

梅干研究所では、ジップロックもしくはガラス瓶で漬け込むことを

おすすめしています。重石もいらなくて、楽ちん。失敗も少ないよ。

 

で、

気になるのが、どんなサイズのものを用意したらいいのか、という問題です。

 

ちなみに、

通常、スーパーで売っているのは1キロパックが多いですが、

たまに2-3キロ入ってるものもあるよ。

 

本題に入る前に、覚えておきたいポイントは

★梅って生の時は丸くてパンパンな感じだけれど、

漬け込んでしばらくするとへにょーっとなって、

かさが減るので、漬け込み後は、2キロくらいなら1袋にまとまったりもするよ。

★最初にジップロックで漬けて、後になって、瓶などに移す、というのもアリです。

★ジップロックはパッケージを開けたら、そのまますぐに使えるけれど、

ガラス瓶などの容器は洗浄→消毒の手順が必要です。

★ジップロックの場合は、万が一破れたりするといけないので、2枚重ねで使ってくださいませ。

 

ではサイズについていきまーす。

あくまで目安です。すごーく大きい粒だったりすると、入りきらない場合もあります。。

その場合は袋を増やしてくださいませ。

 

*梅干しの場合のサイズです。

*梅シロップは砂糖をたっぷり使うので、大きめがいい、ので、それも書いてます。

 

【ジップロックの場合】

梅1キロ→ジップロックLサイズ

梅500グラム→ジップロックMサイズ

 

*2キロ以上漬ける場合は、1袋1キロずつ入れて、何袋も作っちゃう、といいです。

場所もとらない!

*梅シロップ

梅1キロ→ジップロックLサイズ(でも、結構ぎちぎちになるので500gずつにしてもよいかも)

梅500グラム→ジップロックLサイズ

 

 

【ガラス瓶の場合】

1キロの梅→2リットルのガラス瓶

2キロの梅→4リットルのガラス瓶

 

*梅シロップの場合

梅1キロ→3リットルのガラス瓶

梅500グラム→2リットルのガラス瓶

 

微妙なサイズのガラス瓶の場合は、

とりあえず入るだけ入れて、残りはジップロックで漬け込んでおいて、

しばらくして、梅がへにょーーってなってきたら、

ジップロックの中のもガラス瓶に入れる、っていうのもアリだよ〜。

気楽にやってみてくださいな。

 

ガラス瓶は、密閉できるものであればOKです。

おうちにあるものを使ってくださいな。

もし新たに購入する場合は、

下記の2ブランドが使いやすくておすすめです。どちらも手に入りやすいです。

おすすめポイントも書いてみました。

 

セラーメイト

分解しやすくて洗いやすい

開け閉めがスムーズ

0.5リットル〜4リットルまで、小さいサイズが色々揃っているのが便利

インテリアになじみやすい

 

アデリア果実酒瓶

赤い蓋で昔からおなじみ。レトロな形のもある

名前は「果実酒瓶」だけれど、梅干し作りにもとっても便利

4リットル以上のサイズも色々揃っているので、たっぷり漬ける人におすすめ

(8リットルだと、4500グラム分くらいの梅干しが仕込める)

梅シロップや梅酒には特に使いやすい