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減塩梅干しの作り方

初心者にも比較的作りやすいのが、15〜18%くらいの梅干しです。

 

減塩梅干しを作るポイントとしては、

塩分量が少ないなら、仕込む時に焼酎(ホワイトリカー)を入れる!

ということで解決できます。

(梅に塩を入れる時に一緒に入れます。

梅1kgに対して、大さじ1〜2 くらい。目分量で大丈夫です)

 

塩分量が少なくなると、

カビが生えやすくなること、梅酢(梅から出てくる水分ね)の出が悪くなる可能性がある、

というあたりがリスクとなるのですが、

これが焼酎(ホワイトリカー)を入れることで回避できるのですね。

カビに関しては、焼酎の殺菌効果に期待し、

梅酢に関しては、焼酎が呼び水となることを期待するのであります。

 

10〜14%くらいの梅干しも、焼酎(ホワイトリカー)をちょっと多めに入れればOK!

梅1kgに対して、大さじ3〜4くらいのイメージ。

大体でOKで、気分的にちょい多め、くらいの程度でOKです。(どんな気分だ…!?)

 

9%以下の場合は冷蔵庫を使うと安心して作れます。1〜9%まで作れちゃうよ。

この場合はジップロックで仕込んでね。

 

ジップロックに梅と塩を入れたら、空気を抜いて、

バットやトレーに入れて、その上に水を入れたペットボトルを重しとして載せます。

(写真、前に撮った記憶があるんだけれど、写真が見当たらない…見つけたら載せます)

 

これで数日待つと、だんだん塩が溶けて、梅酢が出てきます。

保存もそのまま冷蔵庫に。

 

塩が溶け切ったところではちみつ200mlくらい加えると、おいしいはちみつ梅になるよ〜。

 

赤じそを入れる場合は、仕込んで1週間以降、塩が溶け切ったところで、入れてね。

 

冷蔵庫で仕込む場合は、土用干しはぜひともしたほうがいいです。

天気のいい時にぜひ。

これだけでぐっとおいしくなるよ!

 

なんにしても、冷蔵庫を使うことで、

カビの心配もなく、仕上がります。

それなら、全部冷蔵庫で仕込んだらいいんじゃない?と思われるかもしれないんですが、

やっぱり冷蔵庫で仕込むと、旨味の熟成がないのですよ。

その分、梅の味そのものがずーっとキープできるという良さはあるかな。

あと、赤ジソを入れた場合も真っ赤な色がキープできるので、

見た目重視のお料理を作りたい時とかにはおすすめかも。

 

ともかく、

冷蔵庫で仕込むのは、どうしても減塩にしたい!という方には便利な方法なんですが、

特に減塩じゃなくてもいい、という場合なら、

常温で仕込む、ある程度以上の塩分量があるものをおすすめしたいかな。

 

減塩梅干しのお話でしたー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カリカリ梅の作り方

カリカリ梅の魅力はやっぱりカリカリの歯応えですよね〜。

カリカリと酸っぱい味を噛み締めていると、気分もシャキッとする気がします。

小梅でも普通サイズの梅でも作れますよ。

 

【材料】

青梅 500g

塩 75g(65g)

焼酎(ホワイトリカー) 大さじ3

 

*冷蔵庫に入る分量で作ってね。

*新鮮な青梅を手に入れることが一番のコツです。

 

【作り方】

1)梅を水洗いしてから、1〜2時間浸水して、アク抜きをする。

2)水気をふきんなどで拭き取る。

3)竹串などでヘタを取り除く。

4)ガラス瓶やジップロック等の容器に梅と塩、最後に焼酎を入れて軽くゆすります。

5)梅から水分が出て、塩がすべて溶けたら冷蔵庫へ。4〜5日かかることが多いです。

6)1ヶ月後くらいから食べ頃。冷蔵庫保存し、土用干しは不要です。

 

*常温に置きっぱなしにすると、だんだん柔らかくなってくるので、

冷蔵庫に入れるのをお忘れなく!

 

*赤ジソを入れてもおいしいです。

仕込んで1週間ほど経てば、赤ジソを入れてOK。

赤ジソの仕込み方法はこちら

 

 

酢漬け梅の作り方

梅はもちろんおいしいけれど、酢もとってもおいしくなるんだよね。

酢の物やピクルス、ドレッシング作りなどにおすすめです。

 

【材料】

梅 500g

塩 50g

砂糖 100g

酢 500ml

 

 

【作り方】

1)梅を水洗いして、ふきんなどで水気を拭き取る。

2)ガラス瓶などの容器に、梅と塩、砂糖を入れてから最後に酢を注ぎ、軽くゆすります。

3)常温に置いて、約1ヶ月でできあがり。

*できあがり後は冷蔵庫で保存しましょう。

*1〜2年で使い切りましょう。

 

梅をそのまま食べてもいいし、酢は料理にお使いください。

酢を薄めて飲むのもいいよ。疲れや夏バテ対策におすすめです。

 

ミントなどのハーブを加えてもおいしい!

 

 

梅味噌の作り方

梅味噌は気楽に使える発酵食品!

甘酸っぱい梅味噌はついつい手がのびる調味料です。

野菜や魚介の和え物にしたり、ディップ感覚で使ったり、

炒め物などにも便利です。

 

【おすすめの梅】

青梅でも完熟梅でも。梅仕事で余った梅を使うくらいの気楽さで作れるよ。

 

【材料】作りやすい量

梅 250g

味噌 250g

砂糖 150g

 

【作り方】

1)梅を洗う。

2)青梅の場合は水に浸けて1時間ほどアク抜きをする。

3)ふきんやキッチンペーパーで水気を拭き取る。

4)容器に梅、味噌、砂糖の順に入れる。口の広いガラス瓶などが使いやすい。

5)毎日かき混ぜる。菜箸などを使って、空気を含ませるようにしながら混ぜる。数日でぷくぷくと発酵!

6)2週間ほどでできあがり。お好みで実を取り出してもいいし、種を取り除いて果肉は刻んで味噌に戻してもOK。冷蔵庫で保管して1年くらいで食べ切りましょう。

 

*梅味噌とクリームチーズを混ぜてディップソースにしてもおいしいよ。

梅味噌にオイルやマヨネーズなどを混ぜてもよいです。

超おいしい梅干し販売中!(北九州)

福岡県新宮町にある梅干研究所梅園の梅ちゃんを使った梅干しが

一生もんshop緑々(あおあお)さん(福岡県北九州市)にて絶賛発売中だよ。

 

とびっきり酸っぱくてしょっぱい、昔ながらの梅干しです。

食べるともりもり元気が湧いてくるよ。

 

「あおあお」さんにて、

リピーターのお客様と偶然にも感動のご対面を果たした副所長たかこ。

「梅干しの果肉が素晴らしい!他と全然違うの!」とおっしゃってたそうで、

たかこ大喜びです。

ご主人のお弁当に毎日入れてくださっているんですって!

 

お客様ご夫妻とたかこ、梅ちゃんで記念撮影♡

この梅干しは、

自然栽培でのびのび育った梅(福岡県新宮町のじゃがいも村産)を使用し、

丹精込めて、副所長たかこが仕込んでいます。

塩はシママースを使用。塩分濃度は18%(時々16%)。

 

赤じそは柴崎さんという北九州の農家さんの「うらじそ」という品種です。

農薬不使用 、とっても香りがよくて、今まで赤じそばかり残ってしまっていた方も、

なぜかどんどん進む不思議な赤じそなのです。

 

お近くの方はぜひ!

一生もんshop緑々(あおあお)さんにはフェアトレード、エコ、オーガニック、てづくりの品々が並んでいるよ。面白い講座も盛りだくさんです。