作成者別アーカイブ: admin

アンズやソルダムで梅干し(的なもの)作りレポート!

ワタクシ、

梅以外の果物でも、梅干しのようなものが作れないかなと色々試してみております。

かなりマニアックなレポートでございます。笑

 

注記)

塩分量何%というのは、果実の重さに対してのパーセンテージです。

例えば16%だったら、果実1キロに対して、160g(果実500gだったら、塩80g)です。

 

作り方は、どちらも梅干しと同様。

詳しい作り方はこちら

 

ざっくり説明すると下記のような感じ。

果実を水で洗って、水気を拭き取り、ヘタがある場合は竹串で取り除き、

容器に入れて塩を加えて仕込み終了。

シソを加える場合は、塩が完全に溶けて、しわしわ〜っとした感じになってから。

シソも梅干しの時と同様、洗って、水気をとって、塩もみ2回したものを加えておしまい。

土用干しはお好みでどうぞ。

 

【アンズの場合】

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

↑生のアンズ。地域によるけど、日本では6月〜7月くらいかな。 

 

日本国内、大体どこの場所にも梅の木があって、古くから梅干しが作られていますが、

北海道の北のほうなどでは、梅があまり採れなくて、

替わりにアンズで代用していた、と聞いたことがあります。

 

それを聞いて、アンズで作ってみたら、ちゃんと梅干しらしくできあがりました。

作り方は梅で作る場合と全く同じ。簡単なので私は何回か作っています。

シソも入れたら、さらにそれらしく♪

香りも、見た目もかなり梅干しっぽい。

味も酸味こそ少なめだけれど、かなり梅干しの感じ。

果肉の食感も梅干しっぽいので、

言われなかったら、アンズとは気付かず、食べやすい梅干しだなーという感じかも。

 

↓かなり梅干しっぽいでしょ!

 写真 3

塩分量は私は17〜18%で作りましたが、ちょっと塩気が強かったかな。

少し少なめにして、14〜16%くらいのほうがおいしく仕上がるかと思います。

塩が多過ぎると、塩気が勝って、果実の味が負けちゃう感じがするのです。

梅と違って、時間が経つことで味がなじむという部分があまりないので、

もちろん、塩気のカドがとれて、食べやすくはなるけれど、寝かせることで、熟成して味に深みが出るというのがあまりないのように思います。

 

*私は塩分18%で作ったので、常温保存してますが、

塩分少なめで作った場合は冷蔵庫保管のほうがいいかも。

(シソを入れるくらいまでは常温でもOKかと思う)

*ジップ付きの袋でもガラス瓶でもどちらでも大丈夫です♪

 

【ソルダム】

昨年はソルダムで挑戦してみました。

ソルダムって、アンズよりも酸味が強い印象だし、イケるんではないかと思ったのです。

 

スーパーで普通に売っている1パックで、5個入りだったかな。

大した量じゃないし、瓶も小さくていいかなと思ったら、

実がでかくて、なかなか入らずちょっと苦戦…。

瓶は大きめが作りやすいです。^^

ジップ付きの袋のほうが楽チンかも。

 

↓できあがりはこちら。なぜかハート型。

写真 2

酸味が強いとはいえ、梅よりはだいぶまろやかな味なので、

塩も少なめ、12%で作りました。

真夏の超暑い日々だったので、腐るんではなかろうか…と心配で、

塩を加えた後、冷蔵庫へ。

梅の実よりも、酸が少ないから、保存性は劣ると思ったし。

 

冷蔵庫内は、温度が低いので、当然塩もなかなか溶けず、

プリプリしたフルーツっぽいまんまだなー、なかなかしわしわっと梅干しっぽくならないなー

と思っているうちに、 そのままずいぶんと時間がたち………

そういえば!!と思い出したのが、本日でした。笑

 

食べてみたら、酸味は少ないものの、かなり梅干しっぽい味はする。

ただ、梅干しの味を付けた何か、という感じは否めない。

それは食感によるところが大きいかな。

 

果肉の繊維っぽさ、果物っぽさがそのまま残っていて、

そこがあんまり梅干しっぽくないんだと思う。

でも、これはこれでアリかなと思う。酸味のある漬け物というか。

 

シソは入れていないけど、ソルダムって果肉が赤いから、

皮も赤く染まって、色はかなりの梅干し感があります。

 

香りがあんまり梅干しっぽくないのは、熟成が足りないからってのもあるだろうなあ。

 

常温で仕込んでおいたら、

もっと柔らかに梅干しらしくなったんじゃないかと思うけれども、

これは気候によって判断するほうがいいだろうな〜と思います。

(せめて最初の1〜2週間くらいは常温で、その後冷蔵庫に入れるってのもアリかな…

果実の様子次第だろうな)

 

また色々試してご報告いたします!

 

 

今年のシソは♪♪

今回は、嘉穂郡で農園も訪問してきました。

 

農薬も使わず、自然の流れを大切にしながら、

色んな野菜やハーブを作ってらっしゃる岩城聡一さんの畑は、

元気いっぱい、キラキラしてたー!

やっぱり畑っていいなあ。

 

様々な試みをしながら作物を育てていて、

貸農園の場所もあって。

 

今年は、

岩城さんのシソで、梅干しを仕込む予定なのです。

梅は新宮町、シソは嘉穂。

どちらも福岡県産っていうのがさらにいいでしょ。

 

シソちゃんはまだ小さかったけれど、

イキイキ育ってたよ。

収穫は7月くらいかな。

 

きっと香り豊かなステキな梅干しが仕上がるに違いない!!

超ワクワクしてます。うしし。

 

写真は、

シソちゃんが育っているところ。

裏シソって言って、

表は緑色なんだけれども、裏が紫っぽい赤ジソの色なのです。

ちゃんと梅干しを赤くしてくれるのさ♪♪

 

写真 2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こっちの写真は、

ちょっとだけ農作業のお手伝いをさせてもらっている娘。

にんじんを間引いてるところです。

写真

 

岩城さん、どうもありがとうございました〜〜!

また遊びに行かせてください!

九州朝日放送(KBC)に出ます〜

福岡と佐賀の皆様、梅干研究所が明日8日(水曜)にテレビに登場いたします〜。

 

KBC(九州朝日放送)の10時45分〜11時35分「サワダデース」という番組で、

梅の特集をするそうで、

副所長たかこと一緒に取材を受けました。

 

梅の木の下で、梅への愛!!を二人してツナギ姿のままアツ〜く語ってみましたが、

どんな感じにうつるんだろ。。。

 

東京では見れないので、ドキドキしながら時間を過ごしておきます。笑

 

明日は、福岡と佐賀にいらっしゃる方々、ぜひとも見てくださいませ。

おいしい梅レシピの紹介とかもあるはず!

 

写真 6

福岡に行ってきました。

梅の収穫で福岡に行ってきました。

 写真 6

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毎度のことながら、
色んな方々にお世話になりまくって、
新たな出会いやうれしい再会、思いがけない再会まであって、
しあわせな滞在でありました。

福岡の皆様、どうもありがとうございました!

 

梅の収穫は、雨の中、なんとか無事に終えました。

次回はこうしてみようという新たな課題も色々あるけれど、

ひとまず終わったので、今度は東京での仕込みをがんばるぞーーー!!

 

梅のことももちろんだけど、

たくさん書きたいこともあるし、

少しずつアップしていこうと思います。

 

今回は、

行橋市に新しくできた「古民家 胡座イタリアン」というお店に
梅干研究所所員の面々と一緒に行ってきました。

 

古民家が風情あって、
お料理はどれもおいしいし、器もかっこいいし、
座敷の個室だから子連れでもくつろげるし、
とってもいい感じのお店。

 

なんと、
中学時代の同級生Satoruちゃんが、
このお店を経営されている方と結婚して、
現在、女将をつとめているのです。

 

中学って新潟県だよ、びっくりしたよ。
私が東京に引っ越したのと入れ替わりで彼女は福岡へ。
不思議なものです。今回は20年ぶりのご対面。
しみじみ嬉しいよね。

 

新潟県人だからか!?「顔が似てる!」と言われる
私とSatoruちゃんでした。

写真 4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北九州にお住まいの方はきっとよくご存知かと思いますが、

もともと北九州市小倉に「かくれ伽ダイニング胡座」が14年前くらいからあって、

このお店は、お料理はおいしいし、個室もあるので、ゆっくり飲むのにいいと

地元で有名で昔から人気が高いのだそうです。

 

副所長たかこも会社員時代によく利用していたらしいし、

たかこの旦那様も会社の宴会などでよく利用されるそうだし、

そこに私の同級生が嫁いできたとあって、たかこ一家でびっくりしていたところに、

さらに新しいお店「古民家イタリアン胡座」が今度は行橋市にオープンして、

やはり研究員である木山先生も実は気になっていたお店だったということで、

みんなで嬉しくなって、押し掛けたという次第でありました。

 

お店で、

梅干研究所員(今回のメンバーは、木山先生、たかこと旦那様、そして私)でも

記念撮影してみた!

子供研究員たちは脱走中だったので、撮影できず。

 

一番右が小倉で料理やパンを教えている木山伸子先生。

ご自分で梅を収穫して、梅干しも昔から作ってられるので、私も学ぶことがいっぱい。

私、今お住まいという豊前市にも興味しんしんで、

次回の福岡訪問時は、豊前で豊かな自然とたわむれる予定。笑

実は、

以前も豊前の良さを別な方から教えてもらっていて、

でもその時は行くことができなかったので、

今度こそ行ってみるぞーーー!!

 

楽しい宴でした!

写真 5

さる年の梅干し

今年は申(さる)年。

申年の梅干しは縁起がいいと平安時代の頃から伝えられております。

当時の村上天皇が申年に漬けた梅干しを食べて病を治したのだとか。

「難が去る(さる)」にもかけている模様。

ぜひとも縁起のいい梅干しを作ってみてくださいませ!

 

DSC_2400